おしゃれに見える！年賀状の写真とテンプレート選び方

写真入りの年賀状はテンプレートとの組み合わせ方によって、印象がガラリと変わります。イラスト素材や文字のテイスト、写真枚数次第で、落ち着いた雰囲気にもカジュアルな印象にもるので、送る相手によって使い分けても楽しいですね。年賀状に使う写真とテンプレートの選び方のヒントをお伝えします。

テンプレート選びでは写真の背景をチェック！

子どもや家族など人物が入った写真は、明るく白っぽい背景だとすっきり見え、キャラクターのイラスト素材や文字が多めのテンプレートにもよく合います。人物写真を室内で撮るなら、白い壁の前やレースカーテン越しのやわらかな光を使うのがおすすめ。もし適当な場所がなければ、背景はなるべくぼかし、生活感が出過ぎないように注意します。写真の背景がシンプルなら、手書きの文字を入れてもOK。

おでかけや旅行の写真は、人物に加えてある程度背景も入っているほうが、その場の雰囲気が伝わりやすくなります。テンプレートを選ぶときは、文字やイラストの色使いが、写真の中の人物の服の色や背景にあったものを選ぶときれいに見えます。

風景写真のような人物が主役ではないポストカード風の写真は、写真を大きめに配置できるシンプルなテンプレートを使うと写真映えします。背景部分には文字入れもOK。送る相手へのメッセージを書いても素敵ですね。

写真に写っている人物はここをチェック！

年賀状に使う人物写真は、表情がポイント。必ずしも満面の笑みである必要はありませんが、見た人が幸せな気持ちになれるような一枚を選びたいですね。家族の集合写真はどうしてもカッチリした印象になるので、相手によってはカジュアルなテンプレートを選んだほうが親しみを持ってもらえます。

ピンボケやブレがないかも確認します。とくに家族写真では全員の顔にピントが合っているかをチェック。屋外で撮った写真は直射日光だとまぶしそうな顔をしていることもあります。木陰などがあれば利用すると顔に強い影が出にくくなり、まぶしさが軽減されて表情もよくなります。ちなみに写真によってはピンボケも味になり、やわらかい雰囲気を出してくれることがあります。

写真枚数が2枚以上のときの写真の選び方

使いたい写真枚数に合わせてテンプレートを選ぶ人も多いと思います。写真枚数が多い場合は、イラストや文字が少なめのシンプルなテンプレートを選ぶと落ち着いた仕上がりに。逆にイラストや文字が多めのテンプレートを使いたいなら、すっきりした雰囲気の写真を選べばOKです。

写真は全体のバランスを考えて選ぶようにします。子どもや家族写真を使う場合、たとえば写真枚数が2枚で1枚を子どもだけの写真にするなら、もう1枚は家族の集合写真にすると家族の雰囲気がより伝わり、もらった人に喜ばれます。

子どもが小さいうちは家族全員がいい表情した写真があまりないかもしれません。その場合は、家族の人数以上の写真枚数が入るテンプレートを選び、一人一人のベストショットを載せるのもテクニックのひとつ。カメラ目線の決め顔だけでなく、子どものおちゃらけた表情もOK。その場合は、メイン写真としてより、アクセントとしてサブ的に使うほうが落ち着いた仕上がりになります。

使いたいテンプレートがあるのに手持ちの写真枚数が足りないときは、空や海などシンプルな風景写真を入れて、メッセージ用のスペースにし、手書きの文字を入れてOKです。

手書き文字やイラスト、無料素材でオリジナルデザイン

手書きの文字やイラストをプラスして、自分らしいオリジナルデザインをつくるのもおすすめ。フジカラーの年賀状の「手書き機能」使えば、白い紙に書いた文字やイラストをスマホで撮影して、かんたんにデザインに入れられます。
時間に余裕がある方やデザインにこだわりたい方は、無料で使える文字やイラスト素材を活用して、完全なオリジナルテンプレートを作ってみても。近ごろは無料でも商用利用OKの文字やイラスト素材も充実しています。自分でデザインする年賀状では、写真枚数を自由に決められるのもメリットです。

忙しい年末に、無料のイラスト素材でテンプレートを自作して、印刷して…とすべて自分でやるのはなかなか大変ですが、オリジナルデザインの年賀状でも印刷サービスを利用できます。年賀状ソフトで作ったデザインはもちろん、紙で作ったアナログの年賀状もスキャンする、またはデジタルカメラやスマホで撮影してデータ化すれば印刷OK。年賀状は印刷品質にもこだわると、より特別感がアップ。印刷中にプリンターのインク切れや年賀はがきが足りなくなった…なんて経験がある人にもおすすめです。

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