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スペシャルインタビュースペシャルインタビュー

~デザイナーに聞くシリーズ第2回~
「子どもが生まれたら、写真入り年賀状が送りたくなりました」

MAXRADIAN

※このコンテンツは、2015年に作成されたものです

2015年版からフジカラー年賀ポストカードの一部デザインを手がけているデザイン会社、マックスラジアン。同社のデザイナー3名に年賀状に込めた思いやこだわりを聞く同シリーズ。第2回はチーム唯一の男性デザイナーの登場です。

「男性目線のかわいさを表現」/アートディレクター 鈴木清広さん

鈴木清広さん

マックスラジアンの年賀状制作スタッフは7~8人。その中で唯一の男性デザイナーが、鈴木清広さんです。デザインのやわらかなタッチややさしいラインが、「ある意味女性より女性らしい」と社内でも評判なのだとか。

鈴木さんが2016年版で手がけたのは、転居のお知らせ年賀状。2015年版から続く人気シリーズで、引っ越し用の段ボールを持った忙しそうなサルのイラストがお茶目です。

「直球でかわいいものではなく男性目線のかわいらしさ、たとえば、ちょっとゆるみがあったり、クスッと笑えるようなものを目指しました。2015年はヒツジ年なので"ヒツジが立つ"という非現実的なポーズ自体におもしろさがあったのですが、サルは元から立てる動物なので、アクセントにバナナの皮をおいてみました」(鈴木さん)

色鉛筆で手書きした下絵 ↑色鉛筆で手書きした下絵

他にもよく見ると、昨年の年号の「5」が描かれた段ボールを運んでいこうとするサルがいたり、賀詞の「H」の文字の上に屋根がついて家になっていたり…。気づいた人が思わず笑顔になってしまうような工夫を随所に仕込んでいます。

「基本的にはテーマからはみ出さないように、そこにある要素で構成するようにしています。年号は別に描くのではなくて段ボールに印刷されているようにしたら、引っ越しの報告と新年のあいさつという2つの内容をひとつの要素で伝えられるな、とか。あとは、やっぱりお正月だから楽しい感じにしたい。写真を送るお便りなので、写真より目立ちすぎず、それでいて構図もすっきりしすぎて小寂しい感じにならないよう、バランスに配慮しました」(鈴木さん)

子どもが生まれたら、写真入り年賀状を送りたくなった

鈴木さんがプライベートで送る年賀状のテイストは、年々変化しているそうです。

「2014年に子どもが生まれ、2015年の年賀状で初めて写真入りの年賀状を送ったんです。そのとき初めて、お子さんの写真を年賀状に使う方の気持ちがわかりましたね。こういうことか!って(笑)。それまではなんとなく気恥ずかしさもあって写真入り年賀状に、自分の写真を年賀状に使うことはありませんでした。前年の結婚報告の年賀状にも、写真のかわりに夫婦の似顔絵を入れたくらいだったんですが…」(鈴木さん)

そんな鈴木さん、昔から変わらずこだわっていることもあります。
「手書きのひと言です。何もメッセージがない年賀状って、ちょっと寂しいなって。だから、ひと言書ける余白がある年賀状がいい。まあこれはデザインの話にもなるんですけど。個人的には、手書きのひと言があってはじめて年賀状が完結する気がするんです」(鈴木さん)

鈴木さんだけでなく、人生のステージによって送る年賀状のタイプが変化していく方は多いと思います。毎年の年賀状を1枚ずつ保管しておくと、テイストの変化や家族の歴史がわかり、見返すのも楽しそうですね。

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